IPv6 Ready Logo 対象可否について

 

IPv6 Ready Logoの対象になるにはどのような条件が必要かについて調査しました。
 
対象のアプリケーションがIPv6の通信に関してOSが提供しているの通信機能(API等)を
使用しているか、もしくは独自プロトコルを実装しているかによって変わります。
また、ベースとなるOSがIPv6 Ready Logoを取得していない場合であれば、IPv6 Ready
Logo取得の対象となりますが、WindowsやLinuxであればほとんどの場合OS自体が
IPv6 Ready Logoを取得していますのでアプリケーションの実装次第となります。
ただし、例外としてOSとして何を使用しているか公開したくないような場合は通信を
OSに任せていてもIPv6 Ready Logo取得の対象となる可能性があります。

logo_ready_...   IPv6 Ready Logo Phase1  logo_ready_...   IPv6 Ready Logo Phase2

 
1. OSがIPv6 Ready Logoを取得をしているか?
  No → IPv6 Ready Logo取得対象
  Yes → 2.へ
2. IPv6通信をOSに依存して(任せて)いるか?アプリケーションで独自実装か?
  独自実装 → IPv6 Ready Logo取得対象
  OSに依存 → 3.へ
3. OSとして何を使用しているか(何が使用可能か)公開しているか?
  公開している → IPv6 Ready Logo取得対象外
  公開していない → IPv6 Ready Logo取得対象
 
また、アプリケーションがIPv6の一部機能を独自に実装している場合、たとえばIPsecや
DHCPv6、SNMPなどの機能を独自で用意していて、そのカテゴリのIPv6 Ready Logo
を取得したい場合はOSのIPv6機能を使っている場合でもIPv6 Ready Logo取得対象と
なるようです。