やりすぎ都市伝説 ドラクエ復活の呪文って本当?パスワードの仕組み
普段ブログさぼっているクセに、仕事納め後の仕事オフモードでブログ更新
12月27日のやりすぎ都市伝説で紹介されていた内容です
「ドラクエの復活の呪文が未来を予言していた!」
これは、前回のやりすぎスペシャルで紹介されていた件の続編なのですが
この復活の呪文のトリックをエンジニアとして予想してバラしちゃいます
ドラクエ復活の呪文の都市伝説って何?
簡単に言うと、昔のファミコンには今みたいにセーブするって保存方法が無くて
ドラクエのようなロールプレイングゲームなどを途中から始める場合には
パスワードが必要でした。
そのパスワードが復活の呪文
で・・・そのパスワードの言葉が未来を予言していると・・・
例えば、上の画像
「いいぐるすわみやぎどうあげしめるぜたなか」
2014年、東北楽天イーグルスが宮城で優勝して胴上げ、締めのピッチャーは田中マー君だったので
見事に的中!
他に紹介されたのが
「にじゅうのとしとうきょうにみえたごこのわ」
2020年に東京オリンピックが開催されることを・・・
見事に的中!
怖いくらいに当たっていますよね
もちろん、このパスワードを入力するとドラクエ1のゲームは、
きちんと途中からはじめられるので正しいパスワードです。
えっ・・・でも これってあれでしょ、どうせ後から誰かが作ったんじゃないの?
番組内でも今田耕司さんが言っていました
1980年代に発売されたカセットなのでそんな事はできない!と説明していましたが
本当に後から出来ないのかな?いや・・・出来るでしょ!
ドラクエ1のパスワードは、20文字
結局は、その20文字の中に
主人公の名前は?
どんな道具を持っているのか?
どこまで進んでいるのか?
装備は何?
現在のレベルは?
などなどの情報がそれぞれパラメーターとして隠されているわけですよね
そのパラメーターを独自のルールでひらがなに変換して
パスワードとして発行するって仕組みだと思うんですよね
エンジニア的に言うと各種パラメータを独自ルールで暗号化(エンコード)してひらがなに変換
パスワードとして入力されたひらがなが正常に復号化(デコード)されれば認証OKって感じかな
暗号化する時の独自ルールを複数種類用意しておいて、同じ条件でも
違うパスワードを発行するようにしているかもしれませんね
で・・・結局は、そのルールにあてはまるかどうか?って事だけなので
正常にデコード出来る文字列ならなんでもパスワードとして有効となる
つまり賢い人がパスワードのルールを解析して、紹介されているような
いかにも未来を予言しているような文字列を見つけたって事でしょうね
「いいぐるすわみやぎどうあげしめるぜたなか」
上の例だと
「いいぐるすはみやぎどうあげしめるぜたなか」
と、本来の文法である「は」にしちゃうときっと正常にデコード出来なかったんだろうね
とは言え・・・やっぱり、こんな意味のある文字列を見つける人が居るなんて凄いね!!